【修理】音の出ないピアノ!ニカワギレ!
2026/08/31
【修理】音の出ないピアノ!ニカワギレ!
「ニカワギレ」という言葉、聞いたことはありますか?
ピアノ調律師の仕事をしていると出てくる言葉ですが、一般の方にはあまり馴染みがないかもしれません。
実は「ニカワギレ」とは、ピアノ内部で起きる接着不良のことです。
今回のショートムービーでは、鍵盤を押しても音が出ないピアノを修理しています。
「急に音が出なくなった!」
となると、大きな故障を想像してしまうかもしれません。
今回、音が出なかった原因を調べてみると、原因は「ニカワギレ」。
接着されている部分が外れてしまったことで、鍵盤を押しても内部のアクションが正常に動かず、音を出すことができなくなっていました。
原因となっている部分を修理して、動きを確認。
修理後に鍵盤を押してみると……
無事に音が出るようになりました!
実は、こうした接着不良が起きているピアノは珍しいものではありません。
ピアノの内部には、木材、フェルト、金属など、さまざまな素材で作られた数多くの部品があります。
そして、それらの中には接着によって固定されている部品もあります。
長い年月の使用やピアノが置かれている環境などによって、接着部分に不具合が発生することがあります。
昨日まで普通に弾けていたのに、今日になったら突然音が出ない。
そんなこともあります。
ただし、「音が出ない=大きな故障」ではありません。
今回のように原因が比較的はっきりしていて、ピアノ調律師がその場で修理できるケースもあります。
そのため、
「鍵盤を押しても音が出ない」
「音が出たり出なかったりする」
「鍵盤の動きがおかしい」
「鍵盤が戻ってこない」
などの症状があれば、まずはピアノ調律師へ相談してみてください。
ちょっとした修理で
